2006年6月28日
関西大学が老人ホームと提携、カレッジリンク型老人ホーム開設へ [ news ]
「カレッジリンク型老人ホーム」という言葉をご存知でしょうか?
大学の講義を受講できる老人ホームのことを、そう呼びます。カレッジリンク型老人ホームは10年ほど前に米国で登場した新しいタイプの老人ホームで、国内では初めての試みだそうです。
いま、関西大学と財団法人社会開発研究センターなどが、このカレッジリンク型老人ホームの開設を進めています。
建設が進められているのは、神戸市灘区の「アンクラージュ御影」で、約280戸を有する高齢者向け共同住宅です。
関西大学から聴講生として受講資格が与えられ、入居者は関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市)で文化部の授業を受けることができます。もちろん、現役の大学生と机を並べての授業です。アンクラージュ御影と関大千里山キャンパスのあいだは、シャトルバスで送迎します。
このアンクラージュ御影は2008年春にオープン予定です。
2006年6月25日
ワタミが介護の専門大学院を設立 [ news ]
大手居酒屋チェーンなどを展開するワタミは6月24日の株主総会で、2011年にも介護・医療の専門大学院を設立する旨を発表しました。自社で運営している有料老人ホームにもそこで養成された介護スタッフを送り込むとのことです。
すでに実務経験を有する人を対象にしたケアマネジャーの養成講座は2006年8月にはじめるとし、当面は東京羽田の本社で授業を行います。
既存の講座よりも安価な受講料を実現することで多くの受講者を集める狙い。通信教育やテキストの販売も行っていく予定です。これにより2009年3月期に介護・医療教育で3億~5億円の売り上げを上げ、大学院の設立につなげていくということです。
2006年6月19日
山口県の特養「たぶせ苑」で誤って消毒液を飲ませる [ news ]
山口県の特別養護老人ホーム(特養)で、介護士が誤って入所者に消毒液を飲ませるという事故が発生しました。
事故が起こったのは山口県熊毛郡田布施町宿井にある「たぶせ苑」で、被害にあった入所者は86歳の女性、誤って消毒液を飲ませてしまったのは25歳の女性介護士。
同ホームによると、14日午前零時すぎ、女性がのどの渇きを訴えたため、介護士がペットボトルに入った消毒液の原液を、清涼飲料水と思って飲ませた。女性は一口飲んで吐き出した。(SANSPO.COMの記事より引用)
被害にあった女性はのどに炎症を起こし入院したものの、命などに別状はないとのことです。
は「再発防止に努める」と話している。
2006年6月17日
福岡県の老人ホーム「朝倉苑」で殺人事件 [ news ]
6月15日に、福岡県の老人ホームで殺人事件がありました。入所者同士のトラブルが原因のようです。
事件は、福岡県筑前町原地蔵にある養護老人ホーム「朝倉苑」で、6月15日の午後11時半ごろに起こりました。朝倉苑に入所している72歳の男性が胸や首から血を流して倒れているのを職員が発見、室内にいた果物ナイフを手にしていた男性を取り押さえ、駆けつけた警察官が逮捕しました。72歳の男性は病院に運ばれたもののまもなく死亡しました。
逮捕された江藤博義容疑者(72)は、被害者の男性と以前から仲が悪く、警察の調べに対しても「悪口を言われたから刺した」と話しているようです。事件の直前にも、被害者による施設内浴室の利用法に問題があるとして、江藤容疑者から老人ホームの職員にクレームを入れていたそうです。
老人ホームの入居者同志によるトラブルについては、以前にもこのブログで取り上げたことがあります。
関連記事:熱海の老人ホームで殺人未遂事件
多くの高齢者が1つ屋根の下で暮らす際の、コミュニティ運営のノウハウは、きっと他の年代の人たちのコミュニティとは異なるはずです。しかし、このノウハウはまだ十分に研究も経験もされていないのが現状なのではないでしょうか。
2006年6月13日
介護保険法改正で高齢者向け賃貸住宅が増加へ [ news ]
2006年4月の介護保険法改正で、保険の適用対象となる老人ホームの新設に対して各都道府県が制限を設けはじめたことを受け、有料老人ホームの運営会社による「高齢者向け賃貸住宅」への参入が相次いでいます。
有料老人ホーム大手のメッセージは来年夏に関西で高齢者向け賃貸住宅を新設するのを手始めに、来年度のうちに合計で1000室程度まで規模を広げるとしています。また、大手居酒屋チェーンのワタミによる「レスト・ヴィラ(ワタミの介護)」は、来年度までに高齢者向け賃貸住宅を5~6つ新設すると述べています。
2006年6月11日
盛岡市に「老人ホーム+スーパー」の複合施設 [ news ]
岩手県盛岡市に、有料老人ホームとスーパーが入居する複合ビルができるようです。
これは、盛岡市に本社をかまえるランデック都市開発が手がけるプロジェクトで、老人ホーム部分は1人用の部屋を65室、2人用の部屋を18室、合計83室を用意、それぞれにリビングや台所、寝室やシャワールームなどを設置する。各部屋の広さは35平方メートルから60平方メートルで、6階には展望台浴場とプール、フィットネスジムも設けるとのこと。
原則として自立して生活できる60歳以上の高齢者用の施設だが、要介護度2程度の人でも入居できるという。
運営はランデック社とIBCが共同出資し設立するアンビシャス(資本金1000万円、簗田社長)に委託。賃貸で光熱費、食費などを含め家賃は月額16、7万円程度の見込み。ほかに入居保証金として500万円が必要。(岩手日報の記事より引用)
最近は、シティホテルのような有料老人ホームが増えてきました。1人暮らしの高齢者には、街中の刺激も生活を愉しくする要素なのでしょう。老人ホームといえば郊外、というイメージはそろそろ変えなければいけませんね。
2006年6月 5日
西武トラベルが有料老人ホーム見学バスツアー [ news ]
埼玉新聞の「WEB埼玉」の記事によれば、西武トラベルが埼玉県内の有料老人ホームを見学するバスツアーを行ったとのことです。
ツアーのコースは、「悠楽里おおみや」(さいたま市)、「アンサンブル大宮」(さいたま市)、「ハーモニーライフ庄和館」(春日部市)の3施設です。
参加者らは、ほぼ一日かけて各施設内を見て回り、「どこも住環境が整っていて素晴らしかった。一人で探すのは大変なので、またこのようなツアーがあれば、ぜひ参加したい」と口をそろえていた。(「WEB埼玉」の記事より引用)
老人ホームの見学といっても、シニア世代の人にとってもはけっこうな負担がかかる場合も多いので、こうしてツアーになっていると便利かもしれませんね。

