2006年5月28日
熱海の老人ホームで殺人未遂事件 [ news ]
5月27日、静岡県警熱海署は同じ養護老人ホームに入所している68歳の男性を切りつけたとして、熱海市伊豆山の無職の81歳の男性を殺人未遂容疑で逮捕しました。
調べによると、27日午前7時15分ごろ、容疑者は養護老人ホー2回の共同生活室で男性の肩や首など数箇所を切りつけた疑いをもたれています。凶器は刃渡り約13センチの果物ナイフで、背後から切りつけた模様です。
犯行に使われた果物ナイフは容疑者が自分の部屋から持ち出したもので、グループで朝食をとり後片付けをしている最中に、突然凶行におよんだようです。
調べに対して容疑者は容疑を認めており、被害者の男性に対して以前から気に障ることがあったと述べているとのこと。熱海署はさらに詳しく調べています。
同養護老人ホームは4月に開設したばかりで、3月に閉鎖した市営施設の入所者を受け入れた。2人は市営施設からの顔見知りで、養護老人ホームでは同じグループで生活していた。(静岡県内ニュースの記事より引用)
2006年5月26日
沖縄県に高級リゾート並み老人ホームを [ news ]
沖縄県浦添市に、沖縄県初の「利用権方式」の介護付き有料老人ホームがオープンすることになりました。名将は「高級グランドホーム ポート・ヒロック」というそうです。
運営するのは沖縄県宜野湾市の陽邦(海邦病院グループ)で、総事業費約50億円をつぎこみ2007年7月のオープンを掲げています。医療法人を母体とすることを生かした介護サービスを提供しつつ、高級リゾートホテル並みの施設になります。ケアマネジャーや介護士、理学療法士なども常駐し、約70人を雇うとのことです。医師の定期巡回も行う予定。
建物は一般の居室が92戸、介護居室60戸のほか、図書室や屋外プール、スパ、バーラウンジなども備える。
沖縄県だけでなく、県外からの移住者や短期滞在利用の富裕層もターゲットにしています。
2006年5月25日
三谷商事が石川ライフクリエート再建を支援 [ news ]
石川県金沢市にある「石川ライフクリエート」が会社更生手続きに入ったことは以前にも紹介しましたが(以下に一部引用)、再建を支援する企業が現れました。
石川ライフクリエートは3月2日、資金繰り悪化を理由に会社更生手続きの開始を申し立てました。石川ライフクリエートは有料老人ホーム「シニアユートピア金沢」などを運営しており、今後は整理回収機構「RCC」主導で更生手続きを進めていきます。(当ブログの過去記事より引用)
今回、石川ライフクリエートの支援を表明したのは、福井市の三谷商事です。石川ライフクリエートを完全子会社したうえで、シニアユートピア金沢の運営も引き継ぐとのことです。
石川ライフクリエートに対して複数の企業から支援の申し出があり、入札の結果、三谷商事が選ばれた。十九日に両社が基本協定を締結した。石川ライフクリエートの更生計画は秋ごろに決まる見通し。その後、資本を入れ替え、三谷商事の完全子会社になる。従業員八十人は継続雇用される。(北陸の経済ニュースより引用)
老人ホームという、社会的存在感の大きな事業が立ち行かなくなったときにどうするのか注目されたケースでしたが、老人ホームの運営はそのまま継続されるようです。
今後も同様な出来事は起こると思いますが、うまい仕組みづくりをしておいたほうがいいかもしれません。レストランや喫茶店のように「つぶす」ってわけにはいかない面も強いですからね。
2006年5月15日
自治体の新築制限で老人ホーム建設が半減 [ news ]
建設ラッシュに見える有料老人ホームの建設にブレーキがかかりそうです。
4月に改正された介護保険法の影響で、都道府県では保険金の給付を抑えたいとの思惑が働き、有料老人ホームの新設に制限を加えているようです。
このため老人ホーム運営会社では、各社で新設計画を大幅に下方修正せざるを得ない状況です。ちなみに2005年度には400件を超えた老人ホームの建設が、2006年度は半減するとの見方もあります。
これは利用者への影響も少なくはなさそうです。
徳島の老人ホーム「あけわ」建設が競争入札に [ news ]
今日は有料老人ホーム建設に関する競争入札のニュースです。
徳島県の社会福祉法人イトカワは、有料老人ホーム「あけわ」の新築を一般競争入札として公告しました。入札は6月30日に行われます。
有料老人ホーム「あけわ」は鉄筋5階建て、のべ約2500平方メートルの物件です。定員50人の養護老人ホームに加え、1階部分でデイサービスも提供します(15人規模)。
老人ホームは全室が個室で、食堂や各階に浴室やリビングルームが備わる予定です。
建設地は吉野川市鴨島町鴨島538ノ8。工期約8カ月。設計は剛建築事務所(徳島市)が担当した。(建設業界ニュース四国版の記事より引用)
不正などなく、いい建物を作ってほしいものですね。
2006年5月11日
老人保健施設の多くが食費・居住費を高く設定 [ news ]
特別養護老人ホーム(特養)などの介護施設での食費や居住費は、2005年10月から原則自己負担になっています。介護保険制度の改正で、これまではすべて介護報酬として行政から受け取っていた施設は、この制度改正で大幅な収入減になっているようです。
これを受け、多くの施設が国の基準値よりも高い料金で食費や住居費を設定していることが明らかになりました。沖縄県の高齢者福祉介護課の調査によるものです。
その結果によれば、介護老人保健施設(老健)の約70%が、食費をおよそ200円~300円高く設定、居住費にいたっては基準額のおよそ2倍のケースもあったそうです。
介護費用削減のしわ寄せが利用者に来ることは予想されていましたが、その実態が明らかになった今回の調査結果です。
2006年5月10日
Google Maps APIを使った「老人ホームマップ」が開始 [ news ]
5月10日、50歳以上限定のポータルサイト『50ism』の運営会社である有限会社Crearot's NEXTが「老人ホームマップ」というサービスを開始しました。
このサービスは、Google MapsのAPIを利用した地図情報サービスで、約3万件の老人福祉施設の情報を表示するものです。Google Mapsと同様にドラッグ操作で地図を移動でき、クチコミ評価の投稿もできます。
さらにこの「老人ホームマップ」では、住所を入力すると周辺の施設も検索でき、駅名や施設名だけでなく、観光地などのランドマークからも老人福祉施設を探すことができます。
今後、Creator's NEXTでは、老人ホーム向けに有償の資料請求サービスを成果報酬型広告として提供することを検討しているとのことです。
2006年5月 9日
特別養護老人ホームの預金着服に実刑 [ news ]
滋賀県大津地裁は5月8日、特別養護老人ホーム(特養)の預金を着服したとして起訴されていた元理事に、懲役3年6ヶ月の実刑判決を下しました。
この事件については、被告が逮捕されたときにも記事にしています(詳しくはこちら)
業務上横領の判決を受けた被告人は、京都市中京区の都木章治被告(会社役員・63)です。
判決によりますと都木被告は、守山市水保町の特別養護老人ホーム「明富の郷」の預金口座から理事の立場を利用し、自分が経営する京都市の不動産会社の口座に平成13年12月~14年3月までの間に5回にわたって、あわせて5000万円を振り込みました。(BBCびわ湖放送の記事より引用)
着服された預金は、「明富の郷」という特別養護老人ホーム(特養)の預金です。犯行jの動機は、自身が経営に携わる会社の資金繰りだったようで、裁判長は「身勝手かつ自己中心的」と断罪し実刑判決にいたったようです。
2006年5月 8日
貝塚市の老人ホームでノロウイルス集団感染 [ news ]
アサヒコムの記事によると、大阪府貝塚市の養護老人ホームでノロウイルスによる集団感染が発生していたようです。
それによると、入居者184人の養護老人ホームで、ノロウイルスが原因と見られる感染性胃腸炎が発生し、5月6日までに職員1人と入所者50人が下痢や吐き気を訴えたとのことです。
なお、通報を受けた岸和田保険所が5月2日に使節の消毒などを行い、翌3日には入所者10人の検査を行ったところ全員からノロウイルスを検出しましたが、現在では症状は快方に向かっているようです。
具体的な施設名などはまだ明らかになっていません。
これからの季節は食べ物などによる集団感染が増えてくるので注意が必要です。
2006年5月 5日
療養病床削減に厚生労働省が2000億円投入 [ news ]
以前からこのブログでも何度か取り上げてきた「療養病床の削減」について、厚生労働省が本格的に乗り出す構えです。
医療の必要性が低いのに長期間の入院を続ける「社会的入院」の増加は、施設に多くの医師や看護師が必要となり非常にコストがかかります。こうした問題を解消するために、療養病床を居住系サービス施設(有料老人ホームや老人保健施設)への転換が急務になっています。
こうした事態を受け、厚生労働省では2008年度に創設する「病床転換助成事業」に対して毎年400億円ほど、2012年度までの5年間に総額2000億円を投入する方針だ。
現行のまま推移したと仮定した場合、12年度には医療保険適用病床が25万床、介護保険適用病床が13万床になると推計されることから、同省は12年度時点での医療保険適用を15万床に抑え、23万床を老健施設や居住系サービス利用に振り向けたいと考えている。(建設業界ニュース東京版の記事より引用)
この費用は、国や都道府県、被用者、国保保険者支援金が負担することになります。助成事業は都道府県が実施するとのことです。対象になるのは施設の新築と改修です。重荷医療療養病床からの転換を想定しているようですが、長期入院が多い一般病床や精神病床からの転換も対象に含む可能性があります。
■当ブログの関連記事
・高齢者用賃貸住宅でも介護保険サービスを
・医療制度改革法案を自民党の部会が了承
・介護型の療養病床を削減に
・厚生省、介護型療養病床を廃止へ
2006年5月 4日
スギ薬局が有料老人ホーム向け配達サービスを拡充 [ news ]
ドラッグストア大手のスギ薬局が、有料老人ホーム向けの医薬品達サービスを拡充します。NIKKEI NETの記事によると、2009年2月までに、有料老人ホームへの医薬品の配達に応じられる店舗を50店舗に増やすとのことです(現在は3店舗)。
スギ薬局が手がけるのは、医師の処方せんに基づき調剤した医薬品を有料老人ホームに届けるサービス。専用車に薬剤師が乗って運び、高齢者と面会して服薬の時間帯なども指導する。大阪府内で昨年9月に実験を始め、3店舗から老人ホーム7カ所に配達する。(NIKKEI NETの記事より引用)
「2009年2月までに」というのは少し気が長いようにも思いますが、その間に他社もどんどん参入してくると思います。便利なサービスだと思いますが、高齢者が医薬品を購入する際の負担も問題になりそうですね。医薬品を購入できる人と、購入できない人の「格差」が明らかになってくると、いまの学校給食のように、施設内での格差が表面化して問題になることも考えられます。
2006年5月 1日
北海道で温泉の宅配サービス開始 [ news ]
先日、天然温泉付き有料老人ホーム「ウエルネスかねの」に関する記事を掲載しましたが、今回は「温泉の宅配サービス」です。北海道発のニュースより。
北海道北広島市輪厚にある阿部牧場が有限会社「輪厚自然村」を設立し、牧場内に湧き出している温泉の宅配サービスを始めました。一般家庭だけでなく、スポーツ施設や銭湯、老人ホームなどへのサービス提供を計画しているようです。
一般家庭向けの温泉宅配は、基本的に一軒家を想定。温度は約四○度あるが、配達途中で低くなることから、追い炊きの必要がある。料金は一般家庭で月一回以上の定期配送をする場合、一リットル十五円。一回の利用で二百リットル、三千円程度かかる。(北海道新聞の記事より引用)
200リットルで3千円……。車などで移動できる人にはちょっと高いかもしれませんね。でも、老人ホームなどにとっては入居者サービスとして検討するところはありそうです。ボリュームディスカウントとかもききそうですしね……。

