2006年4月28日

フランスベッド「フラン・スラージュ枚方」は2世帯同居マンション  [ news ]

5月1日、フランスベッドグループが開設する賃貸マンション「フラン・スラージュ枚方」(大阪府枚方市)が注目を集めています。このマンションは、高齢者と独身の子どもが同居でき、デイサービスセンターを併設しているのが特徴です。同社による広告ページはこちらです。

ホームヘルパーが24時間常駐しているので、子どもが仕事で不在のときでも介護サービスを受けられます。

フランスベッドホールディングスの池田茂社長は「有料老人ホームに比べ入居時の出費が少なく、賃貸でいつでも退去できるのが利点」とし、「親と同居したいが仕事と介護の両立に悩むという人に気楽に利用してもらいたい」と話している。(NIKKEI NETの記事より引用)

建物は6階建てで、25部屋を備えています。気になる家賃ですが、76平方メートルの部屋は月額21万2000円~で、約60平方メートルの部屋は17万8000円~。賃貸マンションとはいえ入居一時金が必要で、その額は300万円です。

入居者のイメージは、40歳代~50歳代の独身者とその両親だそうです。

2006年4月24日

天然温泉付き老人ホーム「ウエルネスかねの」5月オープン  [ news ]

5月1日、石川県小松氏金平町に有料老人ホーム「ウエルネスかねの」がオープンします。ウェブサイトにもあるように、このウエルネスかねのの特徴は「天然温泉付き」ということです。

運営主は、小松市白江町に本社がある建設会社丸西組のグループ企業、ニシ・ウエルネスです。約1400平方メートルの敷地に建った鉄骨2階建てに、個室(約18平方メートル)を全部で30室備えています。

この30室の個室に対して、全部で5つの浴室を設け、このうち4つには天然温泉を引いています。一部は地元の住民に対しても開放する意向で、3~4人が入れる檜風呂と石風呂は入居者の家族に随時開放し、地元の住人には週4日、午後3時~午後9時まで無料開放するとのことです。

4月29日には「ウエルネスかねの」の竣工式が行われ、同日正午からは内見会も行われます(翌日も内見会開催予定)。

温泉付きの老人ホームは増えている印象ですね。お年寄り向けの付加価値としては、わりと直球でわかりやすいものなのだと思います。

2006年4月17日

上海に高級老人ホームを  [ news ]

上海で富裕層をターゲットにした有料老人ホームが計画されているようです。上海南匯の康橋公共事業投資有限公司が2007年10月19日のオープンを目標に、高級老人ホームの建設を進めています。

家賃は45平米で月3500元前後、60平米~70平米の部屋は月額6000元前後とのことです。これは中国の物価水準からすると、かなり高いのではないでしょうか。

2006年4月 9日

りそな銀行が「オーダーメード型特約付き」金銭信託サービス開始  [ news ]

少子高齢化が進むにつれ、高齢者の「資産保全」や「確かな相続」が大切になってきました。こうした背景を受け、りそな銀行が「オーダーメイド型」の特約付き金銭信託サービス「資産承継信託」の取り扱いを開始しました。

このサービスを利用すると、銀行に預けた資金は元本補填契約付きの金銭信託で安定的に運用されます。これに加え、顧客の状況に応じて定めた特約によって資金が管理・交付されることになるのです。これにより、それぞれの顧客のニーズに応じて、計画的かつ継続的な財産の承継が実現されるとのことです。

オーダーメイド型の特約によって、顧客自身の要望によって、「誰が受け取るか」「いつ受け取るか」「どうやって受け取るか」などを自由に設計できます。

例えば、「特約」には、お客さまの生存中は、お客さまご自身が信託財産から生ずる収益を受け取り、お客さまがお亡くなりになられた場合、お孫さまへ財産を一括して交付するのではなく、お孫さまの教育資金として長期に渡り、分割してお渡ししていくといった利用方法も可能です。(日経プレスリリースより引用)

これまでに何度かこのブログでも紹介したリバースモーゲージもそうですが、高齢化社会で変化を見せてきた「生き方」に応えた金融商品がいろいろと登場してきました。

関連記事(1):リバースモーゲージに注目が集まる
関連記事(2):老人ホーム入居費にリバースモーゲージを


使う側としては勉強しておく必要がありそうですね。

2006年4月 7日

2004年度の介護給付費は5兆5000億円に  [ news ]

4月4日、厚生労働省は2004年度の介護保険事業状況報告をまとめました。

それによると、給付費(利用者負担を除く)は前年度比で9.0%の増額で、5兆5221億円になったとのことです。

内訳をみると、もっとも多かったのは訪問介護で6265億円(9.7%増)。続いて通所介護が6179億円(19.2%増)。

なかでも伸び率が最大だったのは、グループホームの1952億円。これは前年度比で64%増に相当します。次いで特定施設の747億円(41.1%増)。なお特定施設とは有料老人ホームなどが相当します。

2006年4月 2日

終身介護と言っておきながら退去を強要するホームに注意  [ news ]

読売新聞(YOMIURI ONLINE)にショッキングな記事がありました。終身介護をうたっているにもかかわらず、重度の認知症になった入居者に退去を迫る老人ホームがある、というのです。

原因の多くは、有料老人ホームの「重要事項説明書」の表示方法に問題があるようです。このことは国民生活センターの調査で明らかになりました。

この調査は全国の1530の有料老人ホームを対象に行われ、785のホームからの回答に基づくものです。回答率は51.3%ですね。

調査結果をまとめると、以下のようになります。

・過去3年間に退去者があったホーム……82.7%(死亡は除く)

・主な退去理由の内訳
>病気治療……63.2%
>大声や暴力、徘徊など利用者が迷惑……9.1%
>ホームのルールを守れない……8.2%
>高齢化に対応できない……5.9%

同センターによると、事業者側から退去を申し出る場合、その根拠となっているのが、「重要事項説明書」に書かれた契約解除理由の項目だ。「不正手段による入居」「管理費等の滞納」などと並び、大半のホームが「他の入居者への影響」を設けているという。認知症の人が騒いだり歩き回ったりすることで、「共同生活の秩序を乱す行為」と判断されれば、入居者は退去を余儀なくされることになる。(YOMIURI ONLINEの記事より引用)

なるほど、「説明書に書いてありますよ!」という言い分なんですね。これって、高齢者にハイリスクな金融商品などを売りつける悪徳業者のやり方とたいして違いが無いように思うのですが……。

しかし、「年齢とともに要介護状態が進むのは明らか。契約時に終身介護と説明しながら、こうした解除項目を設けていること自体が矛盾している」と同センターでは指摘。その上で、「そのホームで提供できる介護に限界があるのなら、あらかじめ提供できる介護の範囲を示すほか、退去の可能性も明示する必要がある」としている。(同記事より引用)

もっともな指摘だと思います。悪質な老人ホームの実態は明らかにしないといけないと思います。当サイトは非力な個人サイトでありますが、「いい老人ホーム」選びの役に立つ情報やサービスを提供していけるよう、今後もコンテンツの提供やサービスの開発に力を入れていきます、と改めて使命感を感じさせられました。

身の回りにこうした情報があればぜひお寄せください。