2005年11月16日
中国の高齢者事情 [ column ]
中国は、高齢化社会において日本より先を行っていると言われています。その中国でも、老後を過ごす場所についての悩みを抱える人が増えているようです。
高齢化社会に入った中国では、老後をどこで過ごすかが、多くの高齢者、特に身体の不自由な高齢者にとって、頭の痛いかつ直面せざるを得ない問題となっている。(「北京週報(日本語版)」の記事より引用)
記事を読むとわかりますが、「設備が満足できない」か「経済的におよばない」のどちらかが壁になっているようです。このあたりは日本とさほど変わらないのではないでしょうか。
中国では年長者を敬う考え方が根付いているとよく耳にしますが、自分の先行きに不安を持っているお年寄りが増えているみたいですね。
農村の伝統的な考え方では、老人を扶養するのは息子の義務であり、嫁に行った娘は「他人」になるため、娘に扶養してもらうことはできない。北京に出稼ぎに行った息子は、田舎に帰って両親の世話をする暇はなく、生活も余裕がないため、十分な生活費を与えることできない。そこで、両親を北京に迎えることにした。一家6人は今、約20平メートルの半地下の部屋に住んでいる。(「北京週報(日本語版)」の記事より引用)
都市部での住宅事情も影響しているのでしょう。これまでのようにお年寄りが広い家で家族に大事にされながら暮らすことが困難になっています。
高齢化社会先進国である中国事情をウォッチしていくことで、この先の日本のあり方を考えるときの参考にできそうです。
Posted by webmaster at 2005年11月16日 12:34 |コメント
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