神奈川県川崎市では、昨年12月の議会で、特別養護老人ホームの整備に対しての補助金を増額する旨の補正予算を可決しました。
市が導入するのは、居室に食堂やリビングを配置した個室型と複数の入居者で居室を利用する多床室型を併用した特別養護老人ホーム。個室型を重視した特養ホームと比べ、多床室型を導入することで1床あたりの建設コストを抑えることができる。大規模用地を取得することが困難な民間事業者でも事業に乗り出しやすい環境づくりが狙い。(タウンニュースより)
j従来の特養ホームは個室型が中心になっていましたが、経済環境も厳しい中、今回の川崎市のプランでは個室型と多床室型を組み合わせることで、建設に要するコストを抑えるのと同時に、補助金を増額するというのが特徴です。「川崎プラン」とも呼べるこの取り組みですが、果たしてうまくいくのでしょうか?
川崎市の調査には、興味深い結果が目を引きました。
市の試算によると、13年時点の要介護高齢者数は約3万2,000人。アンケート調査の結果から、特養入居希望者は5,000人を超えると試算した。07 年と04年に行った意識調査では「個室を利用したい」と答えた人よりも「複数の人と一緒に部屋を利用したい」と答えた人が上回る結果となった。(タウンニュースより)
「老人ホーム入居に際しては個室に」という声が高かったのがこれまでですが、ここにきて「複数の人と一緒に」という声が個室希望者を上回ったとのことです。
川崎市では、市が所有する低未利用地も提供して老人ホーム整備を進めていく意向で、2013年度末までに1200床の整備を目標にしています。


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